はじめに:あんずのセルフケアノート、循環を支える3つの大きな柱
皆さん、こんにちは!
腸活偏もこの記事で一区切りとなります。
最初は「リンパ」で身体の巡りの土台を作り、
次に「呼吸」で心の安定(自律神経)を学び、そして今回、
「腸活」でその土台を内側から支えるエネルギー源を築きました。
あなたの身体と心は、こちらの記事を通じて確実に変化しているはずです。
まだ実感を得るには早いかもしれませんが…
少しずつ少しずつ小さな変化は積み上げってきてますよ。
今回は、この「三本の柱」がどう連携し、
あなたの健康をどう守っていくのか、その設計図を一緒に確認していきましょう!
1.三本の柱の連携図:完璧なセルフケアサイクル
この3つのセルフケアは、それぞれが独立しているのではなく、お互いを高め合うサイクルで動いています。
① 腸活が「巡り」と「心」を支える! 腸活で善玉菌を育てると、抗炎症作用を持つ短鎖脂肪酸が生まれます(#56参照)。これで腸の炎症が抑えられれば、免疫細胞が暴走せずに済みます(#59参照)。心の安定に欠かせないセロトニンも増えるから、ストレス耐性もアップしますよね(#60参照)。これが、後のリンパや呼吸の「効果の最大化」に繋がるんです。
② 呼吸が「腸」と「巡り」を整える! ストレスで緊張したとき、呼吸が浅くなっていませんか? 呼吸編で学んだ深い腹式呼吸を意識すると、迷走神経を通じて腸の動きがスムーズになります(#60参照)。腸が動けば、便秘解消につながり、老廃物もスムーズに排出できます。ね、リンパの流れも自然と良くなるでしょう?
③ リンパケアが「腸」と「心」をリラックスさせる! リンパマッサージや腸もみ(#61参照)で腹部の滞りを解消すると、内臓の冷えが改善され、腸が活発に動き出します(#62参照)。体がリラックスし、副交感神経が優位になるから、ぐっすり眠れて心の安定にも繋がるわけです。
2.登録販売者として伝える!あなたの健康を守る基本のき
私は登録販売者として、医薬品の知識も持っていますが、最終的に健康な体を作るのは、薬ではなく日々の習慣だと強く感じています。
「薬に頼る前に、まず腸活!」 風邪を引きやすい、アレルギーが治らない、なんていう悩みがあるなら、まずは腸のバリア機能(#59参照)を強くすることから始めませんか? プロバイオティクスとプレバイオティクスを摂り続けること。これこそが、あなたの自然治癒力を高める一番の近道です。
「心の不調も、栄養不足かも?」 なんとなく気分が晴れない日が続くとき、それはセロトニンの材料となる栄養素や、腸内環境が整っていないサインかもしれません。食事の乱れは、心の安定まで奪ってしまうんです。食生活を見直して、内側から心を支えてあげましょう。
3.セルフケアを「特別なもの」から「日常」へ
毎日忙しい中で、すべてのケアを完璧にするのは難しいですよね。だからこそ、この3つの柱を「いつもの習慣」に組み込みましょう。
朝起きたら: 腹式呼吸を3回。温かい白湯を飲み、リンパを流すように顔や首を優しくさすってから、発酵食品(腸活)を摂る。
仕事中: 疲れたら、目を閉じて深い呼吸(#43参照)。肩を回すついでに、リンパ節のある鎖骨周りを軽くプッシュ。
寝る前: お風呂で体を温めた後、仰向けでセルフ腸もみ(#61参照)を3分。腹部の緊張を解いて、深い眠りに備える。
これなら結構続けられそう…??
いや、あなたならきっと出来ます。
意識して、少しずつ自分の習慣にしていきましょう!
終わりに:あなたは自分の主治医です
このノートを読んでくださったあなたは、自分の身体と心に対する最高の専門家です。
リンパ、呼吸、そして腸活。この三本の柱という設計図を手に、
これからもあなたの健康を自分で守り、作り上げていってくださいね。
もしまた何か新しい知識やセルフケアのヒントが必要になったら、いつでもこのノートに戻ってきてください。
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