2025年11月18日火曜日

#72.【お客様の声から】喘息について相談あり!向き合い方と自分でできること


今日はいつもとちょっと趣向変えて、お客様からのご相談コーナーです。

今日は”喘息”についてのご相談…。


はじめに:喘息(ぜんそく)は「全身の巡り」と関係している? 


先日、お客様から「最近喘息の症状が出始めて…。」というご相談をいただきました。
60代半ばの女性、現在医者には掛かっており、薬と吸入器を処方されているそうです。

仕事は出来るような状態なので問題ない…という訳でもなく、なかなか症状が回復しきるに至らず、くすぶったような日が続いてるご様子。

喘息は、気道の慢性的な炎症によって空気の通り道が狭くなり、咳や呼吸困難を引き起こす病気です。吸入薬など、医師から処方された薬での治療が最も重要です。

しかし、私たちは日々のセルフケアを通じて、「発作を起こしにくい、安定した体質」を作るお手伝いをすることはできます。これは、私たちのブログのテーマである「循環(巡り)と自律神経」を整えることと深く関わっています。

今回は、登録販売者として服薬の重要性を伝えつつ、施術家の視点から「喘息の改善につながる体質改善セルフケア」を具体的にお伝えします。


1.最重要確認:治療は医師の指示が全てです 

まず、最も大切なことを確認させてください。喘息は、命に関わる発作を起こす可能性のある病気です。

▶服薬厳守 
医師から処方された吸入薬や飲み薬の使用方法と服用量を守ることが、症状安定、回復への条件です。薬の使用を止めたり減らしたり、自己判断で行ってはいけません。医師からの指示はきっちり遵守してください。


▶【登録販売者としての役割】  
私たちの提案するセルフケアは、あくまで「補助」であり、「薬の代わり」にはなりません。日々の体調を管理し、薬の効果を最大限に引き出すための体づくりだと理解して取り組んでくださいね。



2.提案:「腹式呼吸」と「ストレッチ」 

私がお客様にお伝えしたのは、腹式呼吸とストレッチのススメです。
呼吸の質姿勢を改善することは、喘息の体質改善において非常に重要です。


▶自律神経を整える(呼吸編連携) 
 喘息の発作は、気道が収縮するときに起こります。気道の収縮には、体が緊張している状態(交感神経優位)が強く関わっています。日頃から腹式呼吸(#47参照)を意識することで、副交感神経(リラックス)を優位にし、気道を広げやすい状態を維持する訓練になります。

▶ 呼吸筋を解放する(施術家の視点) 
 猫背や肩が前に出た姿勢(デスクワークが多い方に多いですよね)は、肩甲骨や胸筋を硬くします。この硬さが、本来大きく動くべき胸郭(肺を収めている骨格)の動きを妨げ、呼吸を浅くしてしまいます。

▶具体的なケア 
 肩や肩甲骨周りのストレッチを行うことは、硬くなった呼吸筋を解放し、胸郭を広げて深い呼吸(換気)をしやすくするための物理的なアプローチになります。

※※※これらは即効性のあるケアではありません。
ですが、これらを習慣づけていくことで、日頃の体のクセが変わっていきます。
そこが非常に重要な点なのです。



3.体質改善の土台:「腸活」で免疫の暴走を防ぐ 

喘息には、アレルギーや炎症といった免疫システムの過剰反応が深く関わっています。
実はこちらの方が、上で挙げた腹式呼吸やストレッチの話よりも重要かもしれません。
そして、ここで以前テーマとして取り上げた「腸活」が生きてきます。

▶免疫細胞の約7割は腸に集中! 
 腸内環境が乱れると、免疫細胞が暴走しやすくなり、炎症体質に傾く可能性があります(#59 免疫編参照)。

▶体質改善のポイント 
 抗炎症作用を持つ短鎖脂肪酸を増やす腸活(善玉菌のエサを摂る)を続けることは、免疫の暴走を穏やかにし、アレルギーや炎症を起こしにくい体質へと変えていく土台作りになります。


4.症状が横ばいの場合の「納得感」について 

お客様は症状が横ばいとのこと。
これは、治療に対する「納得感」を得るための重要な局面かもしれません。

もし、今の治療で不安や疑問を感じたり、症状が横ばいで改善が見られないと感じたりする場合は、ご自身で判断し、別の呼吸器内科の専門医の意見(セカンドオピニオン)を聞くことも一つの選択肢です。

治療に納得感を持つことは、長期的な療養において非常に大切です。



終わりに:日々のセルフケアを「治療の支え」に 

喘息は非常に苦しい病気です。私自身も幼いころ相当に苦しめられました。

がしかし、今となっては治療方法もかなり進化してきてます。
治療という土台は医師にしっかりと診てもらいながら、私たち自身は「腹式呼吸」「ストレッチ」「腸活」という3つのセルフケアで、発作が起きにくい、安定した体質を内側から作っていきましょう。


仕事上お客様からのご相談はちょこちょこ頂きます。
内容はだいぶ端折ることになると思ますが、リアルな声なのでお役に立つ情報提供になっていくかも…!? 

こういった記事も今後増やしていこうと思いますので、ぜひブックマークして記事のご拝読よろしくお願いします。



それでは…

最後までご覧いただきありがとうございます。
また遊びに来てくださいね。--- あんず 🍃

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